- 10:00-12:00
「折り紙による幾何図形の作図方法に関して」(ディスカッション)
- 「明確に目安のある1本の直線をひく折り紙の操作」に関して、ディスカッションを行います。
- 12:00-13:10 昼休み
- 13:10-13:50「AB=A'B'を満たす四角形ABB'A'の折り畳みに関する一考察」 川崎敏和 (講演、質疑)
- 概要:舘知宏氏による研究「立体的な作品の設計法」で取り扱われた糊しろ部分(AB=A'B'を満たす四角形ABB'A')の折り畳みにヒントを得たテーマである。等長辺ABとA'B'が重なるように四角形を2本の折り線で折る。このような折り線は無数にあるがそれらに共通する性質がある。この性質を証明するとともにその本質を解明することが本発表の目的である。
- 14:00-14:40「高校数学授業における折り紙の活用 − 1/nの正方形の問題」 阿部恒 (講演、質疑)
- 概要:都立桐ヶ丘高校での特別授業「正方形の折り紙で面積1/nの正方形を折り出すこととその証明」の内容を報告する。
- 14:50-15:20「コンピュータ上での対話的な折り紙形状モデリング」古田陽介 (講演、質疑)
- 概要:立体的な折り紙形状の3DCGモデルを得るための対話的なモデリング手法について発表します。マウスによる二次元入力でも直感的に操作を行えるようなインタフェースや、面を三次元的に動かした際に同時に動く他の面の動きの計算処理、また展開図の二次元的な編集と折り紙の三次元的な形状の編集を組み合わせる手法などについて、デモを交えながら述べていきます。
- 15:30-16:00 研究者近況報告、今後の会の進めかたについて
- 短時間の飛び入り発表、情報提供なども受け付けます。
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