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Joseph Spear American Bittern

6月27日(日)


コンベンション2日目。午前中、自作の「Star Rose」を講習する。見本用の作品は、アクリルの筒にぴったりはまるように作って、宙に浮いている感じを出したつもりが、アメリカは湿度が低いせいか、作品が縮んで、筒の下に落ちていた。それでも一応筒に入れて渡したけれど、筒から出されて飾られていた。作品を回収して、筒に入れ直して、教室に持ってゆく。

この作品は、昨年の探偵団コンベンションでも教えたけれど、工程を少し変えた。Complex にしておいたのに、教室は満員。少しだけ時間がオーバーしたところで全員完成。細かいところを教えるために、部分的に大きな紙で折ったものを用意したけれど、今回はあまり役に立たなかった。むしろ黒板を使った方がよかったかな。

お昼休みには、今年の探偵団コンベンションに参加する人達に対する説明会があった。今年は50人以上の外国人が来る予定。ジュンさん、アンさん、エルサさんが外国人をまとめてくれている。ちなみにジュンさんは、日本をはじめとする国際交流の促進と、自然史博物館のホリデーツリー制作の功績が認められて、マイケル・シャル賞を受賞した。

午後は折り紙グッズ売り場でお買い物。例年通り、帽子とTシャツを買う。それから本売り場へ。昨年は参加しなかったので、昨年の折り図集がほしかったが、会場に持ってきた分は売り切れということで、次の機会に買うことにする。1928年に出た本の復刻版などを買う。

荷物が増えたので、いったんホテルに戻って、再び会場へ戻ると、夕食の時間。タイムズ・スクエアの中華料理屋へ。ここの支店が自然史博物館の近くにある。料理を選んだのはアンドリューさん。彼自身も料理がうまい。

タイムズ・スクエアをしばらく散歩して、私はそのままホテルに戻る。テレビでは「料理の鉄人」をやっている。そのころ、会場では、二人一組で箸を使ってはばたく鳥を折るコンテストがおこなわれていたらしい。最近のアメリカ人は箸を上手に使える人が多い。


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Robert Lang Crow