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Bernard Peyton Green Iguana

6月26日(土)


コンベンション1日目。ジャンさんの開会のあいさつの後、みながそれぞれ教室に散ったところで、私は地下の展示会場に降りて作品の撮影。ほかの人があまりいないので、かなり自由なアングルで写真が撮れる。デジカメの充電器を日本に忘れてきたので、電池の残量を気にしながら目に付いた作品だけを撮る。

昨年から、バスケットボールコートを展示会場に使用している。広いし、直射日光が入らないので、展示するにはなかなかの場所。作品は、技術的な平均をとれば、探偵団コンベンションの展示の方が上だと思うけれど、表現力というか、作品を人に見せたいという意識では、Origami USA コンベンションの方がはるかに上。作品そのものも、作品の見せ方も、それぞれ個性にあふれていて、工夫が感じられる。

お昼休みには、今回のスペシャルゲスト、ドイツのパウロさんとシルケさんによる全体講習があった。アメリカ人は、わからないとき、隣の人に聞かずに講師に聞くが、数百人が一斉に折っていると、そういうわけにもいかない。そこかしこで教え合いながら進む。

午後の教室がはじまったところで、私はコンベンション会場を抜け出して、メイシーズで買い物。ここは世界最大の売り場面積を持っているか持っていたかするデパート。会場からは歩いていける距離。2年前にここで買った靴が壊れかけていたので、靴を買う。それから、靴下も現地調達。荷物をいったんホテルにおいて、再び会場へ。

会場のディナーを予約してあったけれど、日本組がチェルシーのレストランに行くというので、そちらについて行く。やっぱり会場からは歩いていける。チェルシーは、私にとっては現代美術のギャラリーが集まる街だけれど、同性愛者が集まる街として有名。翌日には世界最大のゲイ・パレードがおこなわれる。

会場に戻ると、まだ折り続けている人がたくさん。ここで、折り紙ダンスコンテストが開かれた。優勝したのは、ついさっきまでいっしょに食事をしていたジュンさんとアンドリューさん。二人のダンスは知る人ぞ知るところだけれど、折り紙の方は、飾ってあったカーネーションを拝借して、ハートを近くにいる人に折らせたという急ごしらえ。


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Ben Muller Iguana