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折紙探偵団紐育日記 その5
6月28日(日)(アメリカ東部時間)
コンベンションの二日目です。この日講師をしたのは、小松、羽鳥、前川、山口でした。わたしの教室は、ありがたいことに盛況で、時間も計ったようにぴったり、「みなさんはわたしの英語を理解できないかもしれないが、わたしはみなさんの苦情を理解できない」という冗談もうけました。
午後、わたしが参加した教室は、Tony Chengさんが講師をするGoubergenさんの「ドクロ」でした。鏡に映すと初めてかたちが見えるという、彼らしい快作(怪作)です。(下の写真は、鏡を使っています)
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Creator |
Herman Van Goubergen
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Title |
Skull
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Year |
?
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左は、展示作品の中で一番サイズが大きかった(2m)、「Mengerのスポンジ」です。技法的に目新らしいものはありませんが、「ユニットを使ってフラクタル図形をつくる」というのは、わたしには、ひとつのアイデアになります。
夜、島村、羽鳥、西川、前川X2で、Mets対Yankeesを見にいきました。New Yorkの野球ファンが嫌が上にも盛り上がる、1年に3ゲームしかないア・リーグとナ・リーグの交流ゲームで、チケットは取れるはずがないとも言われていたのですが、旅行代理店を通じて、案外すんなりと手にはいりました。サッカーのワールドカップでは「アレ」だった旅行代理店も使えるもんです。ゲームは、Mets吉井の好投と、Valentine監督の日本野球ぽい攻撃で、Metsがサヨナラ勝ちしました。甲子園や神宮の3塁側のノリでMetsを応援しました。Metsのファンが、わたしたちを見て(見ただけで日本人とわかる)、「ヨッシー」と歓声をあげていました。
MAEKAWA (New York 06/29 07:41)