前年に日本初の折り紙専門ギャラリー「おりがみはうす」を開設した折り紙作家の山口真氏と、おりがみはうすで作品展を行った木村良寿氏、西川誠司氏、吉野一生氏を中心にして、前身となるグループ「折紙探偵団」が結成される。
初代団長は木村氏。
B5判モノクロ会報の『折紙探偵団新聞』発行開始。
第1号は、8ページ・定価100円。1999年2月までほぼ隔月で刊行。
日本折紙協会のシンポジウムに招待を受け、ロバート・J・ラング氏が初来日。
折紙探偵団メンバーとも交流を深める
西川誠司氏が2代目団長に就任。
双樹舎より折り紙専門誌『季刊をる』第1号刊行。
同誌は折紙探偵団の全面協力のもと16号まで刊行された。
アメリカの折り紙団体OrigamiUSAのコンベンション(1994年6月)に参加し、その運営に感激した山口真氏の提案から「第1回折紙探偵団コンベンション」が開催される。
以後毎年実施され、恒例のイベントに成長。
吉野一生氏が3代目団長に就任(同氏療養中に付き西川誠司氏が代行)。
折紙探偵団ホームページ開設。
8月に亡くなった吉野一生氏を偲び、吉野一生基金を設立。
吉野一生基金の第1回招待者としてリック・ビーチ氏をコンベンションに招く。
初の地方コンベンション、折紙探偵団静岡コンベンションが開催される。
会員数の増加に対応する形で、会の名称を「日本折紙学会」と改称し、規約を制定、組織を一新する。
評議員代表に西川誠司氏が選出される。 馴染み深かった『折紙探偵団』の名称は、『折紙探偵団新聞』から新装した機関誌およびウェブサイトの名称となる。
新装刊となった『折紙探偵団マガジン』発行。
表紙・本文2pカラー、40ページ。
第5回折紙探偵団コンベンション開催。
この回より会期が3日間となり、初日にはJOAS総会と特別講演会が行われるように。
日本折紙学会初の後援イベント、龍野市立歴史文化資料館「折る~折り紙の歴史」展開催。
関西在住の有志メンバーにより、折紙探偵団関西友の会発足。
友の会制度に発展する。
「日本折紙学会支援応募要項」作成 。
「吉野一生基金海外渡航助成」開始。
第1回折紙探偵団関西コンベンション開催。
「折紙指導員制度」運用開始。
第10回記念折紙探偵団国際コンベンション開催。特別ゲストとして、国際折り紙研究会・吉澤章氏をお迎えする。吉野一生基金による招待は4名、海外から12カ国52名の参加を得る。
同コンベンションにて初の試み「妖怪折り紙コンテスト」実施。選考に、漫画家・水木しげる氏を迎える。
「知的財産としての折り紙について」一般公開。
折紙図書館仮運用開始。
折紙探偵団東海友の会発足。
第1回折紙探偵団名古屋コンベンション開催。
西川評議員代表の任期満了を経て、新評議員代表に前川淳氏が着任。
JOASホールオープン。
「第1回折り紙の科学・数学・教育研究集会」をJOASホールで開催。
折紙図書館データベースをウェブ公開。
第13回折紙探偵団コンベンションにて、「第1回JOAS創作折り紙コンテスト」開催。
折紙探偵団九州友の会発足。
名誉顧問の伏見康治先生ご逝去。
折り紙の知的財産権検討基金を設立。
おりがみはうす代表、山口真氏主催の「第1回国際折紙著作権会議」に会として運営協力。
ウェブサイトリニューアル。
前川評議員代表の任期満了を経て、新評議員代表に西川誠司氏が着任。
「COP10おりがみプロジェクト」にパートナー団体(芸術協力)として協力
論文誌『折り紙の科学』を創刊。
東京大学名誉教授・三浦公亮氏が会長に就任。
折紙指導員向け文書「折り紙講習での作品選定について」公開
西川評議員代表の任期満了を経て、新評議員代表に津田良夫氏が着任。
第20回記念折紙探偵団国際コンベンション開催
会の設立よりその発展に尽力された山口真顧問へ感謝状を贈呈。
国際大学折紙連盟(ICOA)発足、第1回作品展を開催。
折紙探偵団東北友の会発足。
新評議員代表に前川淳氏が着任。
ウェブサイトリニューアル
オンライン例会開始。パンデミック中は、研究集会、コンベンションもオンラインでの活動が中心となる。
顧問・岡村昌夫氏ご逝去。
新評議員代表に西川誠司氏が着任。
山口真事務局長が退任し、顧問に就任。新事務局長に野口マルシオ氏、新評議員代表に前川淳氏が着任。
副会長に山口真氏が着任。